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CA-Column

コラム

Ⅱ. CA受験対策

JALのCAグループディスカッションで好印象を与える必勝ポイント

JALの書類提出が終わり、テストも受け、ほっと一息つきつつ一次面接の対策をしなくちゃと考えている方も多いと思います。自粛生活で家にいると尚のことやらなくてはいけないことが次々と思いつきますよね。そして不安も増す、という感じではないでしょうか。

・JALのグループディスカッションはどんなポイントに気をつけて準備をしたらいい?
・どんな流れで進めたらいいの?
・CAのグループディスカッションはどんなお題が出されるの?

今日はこのようなお悩みを解決していきますね。
JAL内定の受講生からの感想なども交えてお送りします。

この記事を書いているのは、日系大手エアライン元CA、老舗CAスクール講師経験ありで、現在はオンラインCAスクールE-SKYを主宰しているEmikoです。

目 次

1. グループディスカッションの目的とは
2. 客室乗務員のグループディスカッションのポイント
3. 司会について
4. JALグループディスカッションテーマ
5. JAL内定者メッセージ

グループディスカッションの目的とは

まずはここを押さえておきましょう。

グループディスカッションというからには、協調性やコミュニケーション能力が見られることは容易に想像できます。他にはどのような点が見られるかも含めて、どこをチェックされているのか見てみましょう。

・協調性はあるか
・自分だけ前に出たがる性格ではないか
・チームの中でどのような立ち位置か
・人とどのような関わり方をするか
・コミュニケーション能力
・コミュニケーション中の感じの良さ、傾聴力

ざっくり、このような点が見られていると考えます。

協調性について

一言で協調性といいますが、具体的にイメージしてくださいね。
発言者に対して「良いと思います」とすぐに反応することも、発言していない人が発言できるよう水を向けることも、場が混乱したときに意見を整理して前に進めることも全て協調性です。CAはチームで仕事をしますから、この協調性は非常に重要なポイントであると言えます。

チームの中での立ち位置について

チームといっても個性による役割というものはあるわけで、そこも見られます。
リーダー的に先頭に立ってまとめていくのか、全ての役割の人をつないでいけるくみ取り上手なのか、リーダーを支えていくサブ的役割なのか、盛り上がっても冷静さを保ちそっと気づかせてチームとしてしかるべきところに着地させる役割なのか等々。
これは意識しても素の自分が出る部分。何が良い悪いではなく、どのような役割になる人なのかを見ていると考えます。

人との関わり方について

どんなふうに人と関わっていく人間なのかを見られています。
積極的、控えめ、聞き上手、振り上手など。

コミュニケーション能力について

自分だけ目立とうとかそういうディスカッションの展開をせずに、チームとして良いディスカッションにしようとしているか、そのために自分の役割をしっかり果たせているかが見られると考えます。

語彙力とかそういった部分はとても光る部分があれば印象に残るかもしれませんが、大抵はそういう意味ではなく、チーム内でのコミュニケーションの仕方が見られているという意味です。

感じの良さ、傾聴力について

お客様のご要望を聞き出したり、ご意見を受け止めたり、同僚とうまくやっていくためには、聴き上手であることが大切。話してもらうためには感じよくなくてはいけないですよね。適切な相槌や自然な笑顔は見られています。

客室乗務員のグループディスカッションのポイント

CAのグループディスカッションはこれらのことが見られるということを押さえて、必勝ポイントをまとめます。

① 他人に敬意を払う

互いを蹴落とすのではなく、皆で良いグループディスカッションにしようという姿勢を見せることは大切。具体的には、共感を示しつつ、自分の意見を述べること。

「とても良い意見だと思います。私も~~」
「〇〇さんのおっしゃること、とてもよくわかります。私も~~の経験があります」など。

また、違う意見を持っていても攻撃したりせず言葉を選んで話すようにしましょう。
「そのような考え方は素晴らしいですね。私はこう考えます。それは~~」など。

言葉づかいも重要です。同世代でも、盛り上がっても、馴れ馴れしい口調になるのはNGです。

② 自分の意見もはっきり言う

人に意識がいくあまり、自分の意見をひとつも言えずに終えるのはNG。
グループディスカッションとは皆で議論をする場です。きちんと参加するのが基本です。
なかなか意見を言うタイミングがない場合、折をみて、「私も発言したいのですが宜しいでしょうか」と手を挙げつつ言いましょう。自分のことだけで一杯だった発言者ははっとしてディスカッションに入ってくるよう促してくれることと思います。
皆で良いディスカッションを作り上げる意識が大事です。

③ 結論よりもプロセス

素晴らしい結論を出すことが重要なのではなく、ディスカッションが質高く盛り上がることが重要です。ですので、最後に綺麗にまとまればOKということではなく、過程が良きものである必要があります。

そのために次のことを意識してみてください。

・人の意見を受け止める。褒める。
・場が静まったときに、目先を変える言葉かけをする。
・場が混乱したときに、意見を整理して前に進める。
・あまり参加発言出来ていない人を気遣い言葉をかける。

④ 自然な笑顔はキープ

ディスカッションでは表情や姿勢、仕草なども見られています。
自然な笑顔が横からでもわかるよう、口角を上げること。背中が丸まらないよう背筋は伸ばしておくこと。大きなジェスチャーは落ち着きのなさや、目立ちたがりのように取られることもあるので控えめに。人が自分を見たら安心して話せる、そんな雰囲気を作っておくよう心掛けると良いと思います。

司会について

司会をたてることもあります。もし自分が司会になったら気を付けるポイントです。

司会ポイント

・まずは自己紹介をする等、一人ひとりの目を見て和やかな雰囲気づくりを冒頭でしておくとやりやすいです。
「司会をさせて頂くことになりました〇〇と申します。よろしくお願いいたします」

・テーマの確認から始めましょう。
「テーマは〇〇ということですが、それでは意見がまとまった方はいらっしゃいますか。」など。

・テーマに沿っているか、皆が参加しているかは常に意識しましょう。

司会だからと必要以上にはりきり、一方的に名指しして意見を言わせるようなことがないよう、あくまで議論の交通整備という姿勢で臨むのがおすすめです。自信がない人は無理に立候補しないほうが安心です。

JALグループディスカッションテーマ

参考までに過去のディスカッションテーマを載せておきます。

・10年後、航空業界はどうなっていると思いますか
・オリンピックの際、機内販売する商品を企画するなら何を企画しますか
・JALに必要な社会貢献は何だと思うか
・どのようなCAになりたいですか

<ディベート型>

・海外の人におすすめするなら? お寿司/天ぷら
・乗務するならどちら? みんなでワイワイリゾート線/客室乗務員の腕が試されるビジネス線
・あなたにとって大切なものは? 時間/お金

JAL内定者からメッセージ

E-SKY受講生で2020新卒内定者の方はこんなメッセージをくれました。

人の意見に耳を傾ける姿勢はとても大切だと感じました。面接官は頷きながら親身に聴いてくださいます。ほとんどの受験生がとても緊張しており、言葉に詰まりながらも一生懸命に答えていました。
「皆で良いディスカッションを作り上げましょう」などの声掛けを最初にして雰囲気よく始めると良いと思います。気負わず自然体でがんばってください!

こちらの記事も併せて参考にしてください↓

客室乗務員試験に面接練習が必要な理由

面接の第一印象は何秒で決まる?

 

【 My Service 】

■2026年新卒の方向け
・新卒講座 11月頃募集スタート予定!
・ANAJALCAの目指し方1dayセミナー2024秋 開催予定

■既卒の方向け
・情報太りは卒業!本質的な力をつけたい人向け講座計画中

無料メールマガジンを通して先行告知しています。ご登録の上お待ちください。

【 Achievement 】
分母の少ないスクールではありますが皆さんの頑張りが素晴らしくこのような結果となっています。

■2024年
・2025新卒講座生6名中 ANA2 JAL2合格
・単発受講生 ANA1名、JAL1名合格

■2023年
・2024新卒講座生5名全員CA合格 JAL2名 ANA2名 ANAWINGS1名
・単発講座生 ANA1名合格

■2022年
・2023年新卒 ソラシドエア2名 JAC1名合格
・既卒 JAL3名合格
・ZIPAIR、スカイマーク、Peach合格

 

 

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