CAの大変なこと 本音でトップ5
CAの大変なこと本音でトップ5
「CAになりたいと思っているんだけど、CAの仕事の良いところばかりじゃなくて
辛いことや大変なことをしっかり知っておきたいんですが・・!」
今日はこんな方に向けて、CAの大変なことをしっかりと本音でお伝えしますね!
トップ5: 時間管理
何事においても時間が決まっているCAという仕事は少し特殊です。
タクシーの配車時刻(早朝)
出社時刻
出発時刻
サービスの時間配分
到着時刻
ホテルのピックアップ時間 など。
全て時間厳守の世界。
機内では、到着時刻という終わりがあるので
必ずそこは守らなければなりません。
そう、すべて逆算です。
睡眠も、次のフライトの出社時刻から逆算して、取らなくてはなりません。
オフの過ごし方も逆算です。
そこへ時差の調整も入ってきます。
これが慣れないとなかなか大変です。
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※ 出社時刻とは、会社に来る時間ではありません。
その時間までに、制服に着替えヘアメイクを完璧にし、
当日のサービス情報、お客様の情報、業界の情報などを
すべて把握した状態でフライトメンバーがミーティングのために集合する時刻です。
余裕をもって情報収集にあたらなければ重要な情報を見落としたりなど、
フライトに影響を及ぼし兼ねませんので早め早めを心がける必要があります。
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そして機内に乗り込んだあとも、時間管理が必要です。
お客様のご搭乗予定時刻が決まっていますから、そこに向けて機内準備をしていきます。
この機内準備がたくさんあるのです!
基本的な安全に関わることから、機内食のことまで、本当に時間との勝負です。
新人の頃はここの癖がついていないものだから大変で大変で・・!(笑)
離陸したらしたで、到着時刻という大きな時間のゴールを
見据えてサービスが行われるわけです。
2回目の食事のサービス後、最後時間がないときなんて
まるでドリフか!というあり様で(ドリフわかりますかね・・?笑)
バタバタとCAシートに座ってなんとかセーフ!なんてこともありました。
それほどまでに、CAは時間とやるべきことが永遠のテーマです。
トップ4: 時 差
これは個人差があります。
私は国際線と国内線をミックスして飛んでいたせいか、
体質か、若さか(笑)、時差に悩まされたことはあまりありません。
もっとも、CAは現地時間での生活リズムになる前に帰ってくるので時差ボケになりにくいとは思います。
でも、
「時差が嫌!」という同僚は少なからずいましたね。
普段なら寝ている時間に働いたり、
起きている時間に寝なくちゃいけなかったりするんですから
体に負担がかかっていることは確かです。
それがストレスとなり、肌荒れしている同僚は多かったです。
一つ言えることは、「慣れ」だということ。
そのうち慣れて平気になります。
トップ3: プレッシャー
大手エアラインに多いのではないかと思います。
機種が多いからです。
機種ごと、路線ごと、クラスごとに、設備やギャレーワーク(キッチン作業)など様々な違いがあります。
また、担当するポジションによっても違いがあります。
それを覚えることがとにかく大変!
入社して2年くらいは一通り経験して覚えることが大変。
一度やっても次にやるまでに間が空いて忘れかける、なんてこともよくありました。
(そこはノートを作って忘れないようにする努力をしますけれどね)
そして延々と続く「先輩にコメントもらおう週間」。
これがね、つらかったですね。笑
新人のときはアドバイスをもらうのが基本業務の一つです。どんな職種でもそうでしょう。
慣れてきたころがなかなか辛いものがありましてね。
よかれと思って先輩はたくさんアドバイスをくださいますが、新人としてはいつも腰低くすることに疲れてくるんですよ。。
でも仕事はまだ半人前という事実。
ようやく一通りできるようになると、
今度は責任あるポジションを任されたりなんかして、またコメントをもらう必要が出てくる。
いつまでもペーぺーですね・・・!笑
機種が少ないエアラインであれば、業務が限られているのでそこまで当てはまらないかもしれません。
大手ではこのように、いつも成長を見守られている安心感の裏返しでプレッシャーがあることは事実です。多くの先輩から生きた経験を学べるというのは有難いことですけれどね!
トップ2: 体 力
「CAがこんなに体力仕事だなんて知らなかった!」
大抵の新入社員が言う言葉ではないでしょうか。
本当に本当に体力が要ります!
離着陸時の重力
上空での気圧の違い
とにかくよく歩く
重いものをよく持つ
といった感じでしょうか。
中でも私が体力的につらかったのが、よく歩くこと!
私は、B4やB777など大きな飛行機によく乗務したのでキャビンもかなり長く広いのです。(B777で全長約74m)
担当区分を何度も何度も往復。
国内線だと1日3便平均ですから、出退社も含めるとかなりの歩数だったと思います。
気分は5万歩くらい?!
そしてまた、離着陸時の重力もかなり体に負担だと感じていました。
国際線は1フライト2回の離着陸で済みますが、
国内線は1日3~4便なので上下すること実に6~8回!
これね、思っているよりこたえます。。
内臓がぐわっと押されるあの感じ、わかりますよね?あれが一日何度もです。負担です。
私が国際線を希望したのはここが辛かったから(笑)
そのほか、CAは意外と重たいものを持ちます。
ギャレー仕事としては、水のペットボトル、ミールの入っているカート、スープポットなど、自分の荷物(かなり重い!)や、時にお客様の荷物も持ちますが、ボディブローのように効いてきます・・・
筋肉も酷使するというわけです。
体力に自信がない方は、今からウォーキングなどで
体力をつけておくことを強くおすすめします!
トップ1: 人間関係
はい、女性の世界の定番ですね(笑)
中にはクルー同士、職種を越えた社員同士が仲の良いエアラインもあるようです。
私の所属していた大手では、いろいろと聞きましたし、私もこれには疲れました。
特に、新人の頃は仕事ができないのでどうしても標的になりやすいのかと思います。
機内で食べるお弁当を自分だけ違う島で用意された
舌打ちをされた
「使えないんだよ!」と暴言を吐かれた
睨まれた・・・etc.
実際に私の同期が体験したことです。もっといろいろあると思います。
が!
幸い、フライトは毎回たいてい違うメンバーと飛ぶので、毎日一緒に顔を突き合わせなくてはいけないOLさんなんかよりはまだ良いと言えるかもしれません。
だけれど、怖い方が班員だったりするとよく一緒に飛ぶのでそれはもうストレスははかりしれません。
私の場合は、仕事をできるようにすることで
先輩の小言や暴言を止めた、という実績がありますので(笑)
まずは仕事を一人前にできるようにすること。
その中で、しなやかなタフさも身についていくと思います。
大丈夫!
いかがでしたでしょうか。
CAのリアルな言葉、参考にしていただければ幸いです。
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