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CA-Column

コラム

Ⅰ. CA企業研究

ANAのCAに合格する人の特徴~エアラインスクール講師的視点での考察~

 

「ANAが第一志望なんです。
ANAに受かる人の特徴が知りたいです!」

素直にこんな相談を寄せてくださる方がいらっしゃいます。
エアラインスクール講師経験がある私の視点での考察をお伝えしますね。

①    ANAの社風って?

まずはじめに、ANAが求める人材を確認してみましょう。

行動指針として掲げているのが、
「あんしん、あったか、あかるく元気!」
HP参照

ANAらしさを表現するものとして昔から変わりません。
らしさはここに集約されていると思います。

ですので、
求める人材もここを表現してくれるであろう人、となります。
それは外見も人柄も、です。

②    スクール講師経験から言えるANA合格者の特徴

正直に言うと、スクールに入ってきた時点で、
「この子はANAに向いている」と感じる人はいます。
(もちろんそれは外資でも、JALでも)

それは、ANAの社風をすでに纏っている人。

はきはきと明るく、親しみやすい笑顔。
話してみてもニコニコ楽しそう。
ユーモアがあって人を和ませられる。
人に気を遣える。
努力できる。
知性が漂う。

そんな人は「ANAに受かるだろうな」と思い、また、
実際に合格していきました。

やはりね、社風に合っていそうな人、
または、それが想像できる人は
会社としては欲しいですよね。

ただね、持っているたたずまいや性格が
いくらANAの社風に合っているとしても、
面接での質問でしっかり軸のある
自分の考えを言えなければ
合格には結び付きません。

大手が大量採用しているここ数年、
CAの質が低下したともいわれており
企業としては中身もしっかり備わった「質」を重視していることは
インターンシップの導入からみても分かることですね。

そして、
ANAに受かりそう
と思うような人はANAにしか合格しないかと言えば
全くそんなことはありません。
JALにも小さなエアラインにも合格する人はいます。

持っている雰囲気に加え、面接での応答を通して
見えてくる人となりが重要であることは言うまでもありません。

③    会社ごとに「演じ分ける」必要はある?

私は、「演じる」という考え方はしません。
演じるというのは、
会社のカラーに自分を合わせた振る舞いをする
という意味ですよね。

そうではなくて、
そのエアラインが求める人物像をしっかりリサーチしたうえで
自分のどこがそのエアラインでは活かせるのかを
明確にして伝えるのです。

自分のこんな面があなたの会社でお役に立てますよ~

ということを伝えるんです、
言葉で、外見で、印象で。

それは、演じるのではなく
アピールポイントを会社に寄せるということ。
もしかして大手のときとは
アピールポイントが変わるかもしれませんね。

演じるというのはきっと難しいですよね、
「自分」というものが面接で話す中で
どうしてもにじみ出てきますからね。

でも、自分のここをアピールしようと決めていれば
面接でもぶれずに振舞えるのではないでしょうか。

④    まとめ

いかがでしたか。

「こうだから、合格!」
という黄金律があるとしたら、
ANAの社風に合っています、ということを
外見、内面、経験から軸をもって自分の言葉で言えること

ではないかと思います。

ここをぶらさずに、しっかり企業研究や自己分析をし、
必要な経験を積んで備えていきましょう!

 

 

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