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CA-Column

コラム

Ⅶ. その他

CA大変なエピソード

先日、「CAになったら嘔吐物の処理もするんですか?」
という何とも素直な質問をいただきました.

 

「絶対無理です・・・!」

その方はおっしゃっていました。

「うん、そうだよね、そうだよね・・・!」
と返しましたが、実際はやらなくてはいけません(笑)

 

機内での大変だったエピソードを
お伝えしてみようと思います。

 

嘔 吐

子供は三半規管が発達途中のため
酔いやすいと聞いたことはあるでしょうか?
夏休みなど長期休みになると
たくさんのお子様が乗ってきます。

一人で乗ってくる子もたくさんいます。
(そういうサービスがありますね)

そうなると、揺れる日は
あちこちでマーライオンです(笑)

でも、どのCAも
出来ることならば嘔吐はして欲しくありません。

そこで、どうするか。

事前に顔色の悪い子や様子のおかしい子を
見つけて声をかけたり、
吐袋のご案内を前もってしておくんです。

自分の担当区分では
体調不良の子・人を出さない!
そんな気概であたっていました。

万が一、嘔吐してしまったら
手袋をはめて感染対策万全で対応します^^
出来ないなんて言ってられません。
やるしかない。
仕事ですから。
中には、もらってしまう後輩もいたっけ。

 

家族で連席にして問題

これはよくあります。
家族が旅行なんかでバラバラの席に指定された、というもの。
地上スタッフは了承を得て座席をお渡しすると思うのですが
機内ではCAに言えばなんとかなるかも、と
訴えてくる方がいらっしゃいます。

気持ちはとーってもよくわかりますよね。
子供が小さいとなおさら。
その便を逃すと夜遅い便しかないとか
もう他に空席のある便がないとか
切羽詰まればバラバラでも乗りますよね。
だけど連席で座りたい。

で、搭乗中の非常に忙しいときに言われて
離陸する前までになんとかしなくてはいけない。
だいたいは離陸すると席を換わってくださいませんからね。

離陸前って猛烈に忙しいんですよ。
新聞などのリクエストはもちろん
手荷物のお手伝いや安全性チェック、
アナウンス担当ならばアナウンスもあって
本当に忙しい!

きっと新人ならば泣きたくなるでしょう。
が、私は意外と得意でした(笑)
コツは、申し訳ない気持ちを表情と言葉で本気で表すこと。

要するに気持ちが通じれば換わってくださるのですね。

言い方ひとつでクレームにもなりかねませんから
大変だなあ、嫌だなあ、と思うCAは多いですが
お客様も人間です、心を通わせれば大丈夫。

ふんどし

上空でうどんを提供した際、
テーブルがスライドして汁が足に
こぼれてしまったお客様がいらっしゃいました。

やけどの処置をするため
ラバトリー(トイレ)でズボンを脱いで
違う服に着替えていただくようお伝えしたんです。
やけどの具合を見せて欲しいと、
着替えが出来ていることを確認して
ラバトリーを開けると・・・

ふんどし姿があるではありませんか!

「キャっ!」

っとなりましたよね。
40代くらいの方だったから驚きもひとしおで。
セクハラ的意図は全くなかったので良かったですが
たくさんのお客様と接していると
いろんな場面に遭遇しますね~!

 

 

いかがでしたか?
まだまだエピソードは尽きませんが
客室乗務員という仕事は
涼しい顔をしてできる仕事ばかりではないことが
わかっていただけたでしょうか?

体力は本当に要るし、
生身の人間相手で大変なこともあるけれど
その分楽しいこともやりがいもあるというもの。

仕事はどんな仕事でも良いこと悪いこと両方あります。
それでも客室乗務員になりたい気持ちが明確なら
楽しんで乗り越えていけるはず。

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