Ⅲ. CAエントリーシート

最近の日系CA試験エントリーシートに思うこと

こんにちは。

ソラシド、IBEX、FDAの採用が新卒・経験者で出されたことは、2021年というコロナから1年程での出来事としては予想外のことでした。早かったですよねー！募集出るの。

FDAのインスタライブでお話しされていた情報によると、今後のコロナ不安で退職される方が多いことと、妊休に入った方が多いということでした。コロナという未知の不安は身の振り方を考えさせられたり、あるいは背中を押されたりしますよね。というわけで人員調整的に募集が出たという背景。

今日はこの3つの国内独立系エアラインの採用を経て（進行中もあり）思うことを綴ります。

2つあります！

・「真面目な空気」よりも「軽やかで楽しそうな空気」の人が書類に通る

・TOEICの基準スコアクリアは必須

ということです。

「真面目な空気」 < 「軽やか楽しそうな空気」

楽しそうな空気というのはどういうことかと言うと、「この人と一緒に働いたら楽しそうか？」というのが書類の文面に出ているか？がとても重要な気がするという意味です。

裏を返せば、出来ることや強みなどの事実を並べている書類は通りにくいということです。

真面目で誠実な人はこうやりがち。（私もついつい！汗）

だけれど実際に通る書類は（大手二社以外は特に）、「軽いな～！」と感想を持つものが多いんです！

それは何故だと思いますか？

答えはCAという職業にあると思うのですよね。

時代の流れとしては多様性だし多様な人材を求め始めていることは確かです。ただ、それと、CAとして求める人材の普遍的な部分というのは別物で、ここは恐らくずっと変わらずに求められていくのではないかなと思います。もちろんエアラインによって差異はあると思います。

・チームで上手くやっていける人
・素直に訓練内容や社風を吸収して活躍できる人
・自分を出し過ぎない人

このあたりは普遍的な要素ではないでしょうか。

既卒の場合、この3つをしっかり読み解くと良いと思います。

特に2つめ。

経験や知識が豊富なのは素晴らしいのですが、反比例的に「素直さ」が失われていきがちだと思います（自戒！）。今までやってきたやり方はこうだから、など過去にこだわり過ぎるともちろん社内で上手くやっていけません。「こっちのやり方の方が良いんじゃない？」と事あるごとに言われたら元々在籍している人は困ってしまいますよねー！！

事実の羅列ESでは、そうなってしまう可能性があるかも？と捉えられかねないのかなと思います。

逆に、

「こういう経歴を活かしはするけれど御社の色に染まって頑張りますのでやらせてください＾＾」

という素直な人柄がにじみ出るようなESは通過するのですよね。

ガチガチなアピールはしていなかったりします。

ツッコミどころありあり！という文章だったりします。（抽象度が高いとか、言葉遣いが間違っているなど＾＾；）

うーん、一言で表すと･･

素直な気持ちを表した軽やかな文章といいますか。

へえ！これでいいんだ？！くらいの文章。
そう、本当に通るんですよ。

もちろん、いくつかの設問間でのバランスは大事ですけどね！
実際、大手に行った方は真面目さを全面に出した文章＋軽やかな動画エントリーで通過していましたしね。