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CA-Column

コラム

Ⅱ. CA受験対策

自立した人が求められる

こんにちは!

今日は、「自立」について。

CAという仕事は基本的に、安全にお客様を目的地へお連れする仕事です。
削ぎ落せばそれだけで良い。

通常ではない異常に気付き、しかるべき手順で報告し、しかるべき行動をする。
乗務人数が少なければ少ないほど、相談できる相手が少ないわけで、自分で考える力が必要になります。もちろんコックピットクルーとのコミュニケーション能力も必要です。

緊急脱出になった場合、着陸までの手順を踏んで、アナウンスをして、個別にご案内が必要な方には英語であれ日本語であれ説明が必要です。その決定をするまでも、した後も、自分で考えて適切な行動を取らなくてはいけないという、今想像すると非常に緊張感のある仕事です。

(想像しながら書いたら肩が凝ってきました・・笑)

だから面接では話し方や考え方、また、外見に反映されている価値観などから、「自立」しているかどうかを見極めていると言えます。常識があるかどうかも見られています。
誰かに依存しているタイプの人はCAになっては困るからです。命を守れないからです。お客様に信頼してもらえないからです。「どうしよう・・どうしよう・・」と思うばかりの人がCAだったら困るからですね。

では、どういう人が「自立」しているのか?ですが、

私は、自分で考えて行動しているか否かではないかと思います。

どんなことについてもです。

わからないことがあればまずは自分で調べてみる。それでも分からなければ誰かに訊く。
相手の時間を奪っていないか考える。
この服装や背景で失礼にあたらないか?と考える。
この身だしなみで清潔感があるか?と考える。
先生の言った言葉の真意を考える。
本に書いてある言葉の真意を考える。
上司のアドバイスの裏にある気持ちを考える。
このフォーマットで先方が見やすいかどうか考える。
この伝え方できちんと伝わるかどうか考える。
締め切りから逆算して提出日を自分で決め自分で計画して行動する。

などなど、日常生活全てのシーンにおいて鍛えることはできます。

AIに訊けば情報はいつでも得られる時代だからこそ、相手の気持ちや状況を常に考える癖をつけなければロボットになってしまいます。

ちょっと辛口でしたか?笑

だけれど実際多いのです。とても。
CAってそう簡単になれる倍率ではありません。
なんとなくCAになりたい、と言っているだけでは一生なれません。
なかなか受からない・・の理由は「自立」かもしれません。
今一度振り返ってみて下さい^^

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