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コラム

Ⅳ. CA面接

CA受験 不合格になる人の共通点

 

CA受験が近づくにつれ、いろんなことが不安になる人はいると思います。
きっと今この記事を読んでくださっているあなたも、
「受かるのか不安」という思いでいるかもしれません。

不合格になる人の共通点というものがあるならば
知って、そうならないように対策をしたい!と思っているかもしれませんね。

CAスクール講師をしていて発見した、
不合格になる人の共通点をお伝えしたいと思います。

スクール講師を経験してわかったこと

スクール講師をしていると、
いろいろな種類の受験生に出会いました。

・新卒で予想通り合格していく人
・既卒でさくっと合格していく人
・予想通り合格しない人
・何年スクールに通っても合格しない人

様々です。
そんな中で、
「やっぱり不合格だったのね・・」
と思う人の共通点をみつけました。

■品がない
■受け答えが幼稚すぎる
■優等生回答ばかり
■人間味がない
■自分が主役になりたい
■歯並びが悪すぎる

こんな感じです。
これは間違いないです(笑)

歯並び以外は、人間性や準備の質、経験の質が透けて見える項目。
お客様の気持ちを想像して、チームワークで行動するCAに
なくてはならない資質に関わる部分ですよね。

順に見ていきましょう

【品がない】

実際にあった事例で紹介しますね。

面接練習では良いことを言うのにどうしても
“居酒屋のお姉ちゃん感“ が抜けない新卒の方がいました。
(決して居酒屋の方が悪いと言っているわけではないですよ!
私は居酒屋が大好きですー!笑)

スクール長もおっしゃっていまいたが、
タバコとお酒が透けて見えるんです。

私はどんな人でもフラットに見ようと思って講師をしていたので
立居振舞いや所作、表情などの外見の部分でカバーしようと
懸命にアドバイスしていました。
でも、なかなかカバーしきれない。

あるとき、
私が貸した本を返さないという事件が起きました。
返しに来ますと言っていた日に来ない、連絡がない。
催促しても返さない。
もう一度催促しても音沙汰がない。

あ、この子が受からないのはやっぱりこういう
いい加減な面や、人への感謝のなさなどの内面が透けて見えるからだ
その時感じたのは言うまでもありません。

 

怖いですね。
面接って短時間なのに、その人の人生の歩み方が見えてしまうんですね。

 

CAとしてどうこう、資質がどうこう、という前に
人として大切なことを持って生きているか、がにじみ出てしまう。
これはスクールなどでいくらアドバイスをもらっても
一朝一夕にどうこうなる問題ではありませんね。

日々、丁寧に生きるしかないということ。

 

【受け答えが幼稚すぎる】

これはCAスクールに通い始めた人には多いです。
結論を言うだけ(掘り下げがない)や、
明らかに幼い内容や表現の仕方という人。
一度、自分が採用担当になったつもりの視点で
考えてみると面白いですよ。

 

【優等生回答ばかり】

逆に、優等生的 美しい回答ばかりする人も
受かりにくい気がしました。
全部覚えてるの?というほど立て板に水。
なんだか完璧。
ロボット?
のような(笑)

次の 人間味がない にもつながりますが、
温かみがない印象の人は
国内エアラインのCAには向くとは言えませんね。

 

【人間味がない】

接客業に向かないでしょう。
お客様が話しかけやすく、
同乗クルーとも上手にコミュニケーションを取れることが
CAの資質
ということを考えると、
人間味がない、無表情、冷たい印象
という人は合格には遠いです。
あとね、笑っていても目が冷たい
という人もいけません。

今の時代に求められているのは温かみのある人。
昔のように、容姿端麗、華麗な女性
ではなくて
人間味のある心が通わせられる温かい女性です。

 

【自分が主役になりたい】

これ、面接ではすごく伝わりますので(笑)

グループディスカッションでなければ
この部分は伝わらないと思うかもしれませんが、
いえいえ、
通常のグループ面接でも伝わります!

例えば、入退室。
どぎまぎしている先頭の受験生に対して
「早く行ってよ」
のような気持ちを持てばそれは「目」に現れます。
詰めて歩いてしまう受験生もいましたね。

人の話を聴くときに上の空というのもわかりやすい。
自分の回答のことだけ考えているんだろうな、という空気がね、出てます(笑)
本音は皆そうでしょうけどね、そこは聴く態度を表現しましょう。
機内でお客様に出てしまいますし、それを面接官は見抜いています。

 

【歯並びが悪すぎる】

CA受験の歯並びに関しては別記事にまとめますので
アップをお待ちくださいね^^

 

まとめ

日本人の細やかな心遣いや、親しみやすい笑顔、
周りを立てつつしっかり
意見を言える協調性と人間性は
世界中の接客業界が注目していることです。

あのアマングループの接遇責任者は
国内大手エアラインから引き抜かれたことから見てもわかりますね。

外見や面接での回答内容は
皆スクールや私のような個人コンサル、独学を含めて仕上げてきます。
つまり、大差がなくなります。

だからこそ、
垣間見れる人間性の部分でプラスの印象を与えられるように
日頃から記事に挙げたことなどを意識して生きてみてください。

自分ではなかなかわからない部分ではありますが
日々の意識はきっと合格につなげてくれます。

小さなことの積み重ねこそ、丁寧に。大切に。

 

 

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