「暗記面接」から「自然体な面接」に変化し合格!
今日は、某独立系エアラインCAに合格された方のお話です。
この方は、新卒時より12年間という長い時間 CA就活をしてこられました。仕事は、転職せず一つのことを続けていらっしゃり、キャリア的にもかなり責任あることを任されるような立場になっていました。色々なCAスクールや、CA就活アドバイザーの力を借りながら頑張るものの、なかなか結果につながらず悔しい思いをし続けてきました。本当にCAになれるのか?といった不安や、周りがどんどん合格していく焦り、また落ちるのではないかと自分を信じられない時間など、本当に様々な苦い思いを経験し、年齢的にもそろそろCA就活の終わりを考える頃となったそんな時に、彼女は私のところに来てくださいました。Aさんとしますね。
Aさんの伴走をする中で、2つのことに気がつきました。
一つは、根っから明るくお話しするのが好きで、人間らしくて素晴らしいお人柄であること。
二つ目は、模擬面接をするとなぜかその人間らしさが薄れ、アパレル店員の方のように決まった文言を言うようなスムーズさで話し、違和感があること。
一つ目については、弾けるような明るさや人間くささをぜひ面接でも出して欲しいとお伝えしました。二つ目については、回答を暗記していると聞き、納得。そこからは、暗記しないで話すことができるために必要なことをお伝えしていきました。
なぜ人は暗記するのか?
なぜ、暗記をしてしまうのだろう?と考えると、おそらくこのような理由なのではないかと思います。
・事前に考えたことを余すところなく伝えたい
・ちゃんと準備してきた内容を伝えたい
・話に詰まって止まりたくない
・CA面接らしく賢そうに伝えたい
・立派に答えないと受からない
・周りと比べて劣って見えたくない
どうでしょう?暗記の奥にある心としてはこのようなものなのではないでしょうか。
一所懸命に自己分析をして、企業のことも調べて、自分と結びつけて、質問への回答を考えて文章にしてみる、その懸命な準備をそのまま伝えたい!そんな思いがあるのだと思います。つまり裏を返せば、本番では、準備の時に組み立てたような内容を咄嗟に言えると思っていない、ということでもありますね。その場で言える気がしないから暗記してしまう。
暗記するとどうなるか?
暗記すると、こんな現象になると思います。
・すらすら言えてしまう(人との会話には聞こえないかも)
・記憶が飛んだときに止まってしまう(暗記してたんだね、とわかる)
・止まったあと立て直せず面接がぐだぐだになる
・そのときの感情が乗らないためにお人柄がいまいち伝わらない
・どこか機械のように感じる(温度をあまり感じない)
・本当にそう思っている?と受け取られてしまう
・人の会話としては不自然に映る
どうでしょう?心当たりがありませんか?
世界中の多様な価値観を持ったお客様や、多様なクルーと会話をしながら安全とサービスを提供する仕事ですので、人としての温度を感じられない違和感のあるコミュニケーションでは、面接に受かるはずもありません。だけど、自分の安心のために暗記をしてしまうのですよね。私にも経験があるのでわかります。
暗記をする本当の理由とは?
私は、暗記をする本当の理由は別にあると考えているんです。それは、「自分で自分のことを知っているようで知らない」から。根幹はここにあるのだと分析しています。
・自分がどんな経験を、どんな考えで、してきたか?
・自分の経験や行動は、どんな価値観が共通してあるか?
・自分の魅力はどこにあるか?
・自分はCAになって何をしたいのか?
・自分のどの強みをどんなふうに活かしたいのか?
・人に対して自分はどう思っているのか?
・何が好きか?
・どんなキャリアを歩みたいのか?
等々、これらは全て自分を知ることです。ここを腹落ちして理解していたら面接でも当然それ(=自分について)を伝えるだけで良いわけですが、ほとんどの人はそうはなっていない。日常的に考えることではないからです。頭の最前線にないからです。だから事前に準備するわけです。自分の過去を棚卸しし、理由を考え、共通点をみつけて、整理し、自分の言葉にしておき、すぐに取り出せるようにしておくのです。
全ては自分を知ることから
ANA/ JAL CAに合格するためのノウハウや裏技のようなものが存在すると思っている人がいますが、それは違います。全く違います。本質的な準備をすることでしか、本当の意味で合格することはできません。本当の意味で、と言ったのは、大量採用の年などは例外もあるためです。
E-SKYでは、ANA/ JAL CAに向けて準備することが、他社CAにも合格する力がつくと考え、ANAJALの専門としています。やっていることは王道です。自分を徹底的に知ることです。8年前から変わらずにやっていることです。
Aさんは、こう仰います。
自己分析を繰り返して、「私はこういう人間で、こういう経験をしてきた」という自分の根っこが少しずつ固まってくると、質問ごとに回答を丸暗記していなくても、その根っこから答えられるようになってきました。そしてその自己分析も、自分一人だけではここまで深められなかったと思っています。自分だけの視点では、どうしても自分の良さや行動を当たり前のこととして見過ごしてしまったり、視野が狭くなってしまうからです。
結局、自分を自分で深く知って、質問に対して何度も繰り返し考えることで、自分の軸となっていく。そういうことなのです。ここにかかる時間は人それぞれですが、Aさんは出会って1年で合格されたわけですから、早い方だと思います。既卒受験は仕事と並行するため、ここまで深く知ることにたどり着くまで時間がかかるものです。講座が終わるとそこで思考も終わってしまう方も多いと思いますし、元の自分に戻る方もいると思います。でもAさんは講座が5月末に終わってからも改善を積み重ねていました。そして合格。
すべての根幹は、自分が自分を知ること。そして、本当にこう考えている!本当に伝えたいのはこれ!と腹落ちしたとき、暗記ではなく、そのまま考えていることを伝える状態になるのです。
その意味で「よく見せようとしなくていい」と常々お伝えしてきたのだと、Aさんの受講感想を拝読しながらあらためて気づきました。
既卒受験で行き詰まっている方、2028年新卒で本質的な準備で臨みたい方、少しお待ちくださいね。ごく少人数で開講する予定です。無料メールマガジンにご登録の上、お待ちいただければ嬉しいです。