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CA-Column

コラム

Ⅱ. CA受験対策

CAを年齢で諦めない!既卒受験、年齢の考え方

既卒でCAを目指す人は多いです。仕事を持ちながら、チャンスを狙う。私もそうでした。転職活動って、面接の日に仕事を休めるかなどの運のようなものも左右しますから、今回は諦めざるを得ない・・ということも多々ありますよね。例えお休みが取れて面接が受けられても、受かるとは限らず、そんな日々を過ごしているうち気づけば30歳を過ぎてしまった。
あるいは、人によっては結婚、出産でCAになる機会を逃して時が流れてしまった、という人もいるでしょう。女性は子供を産める年齢というリミットがあるので、折々で優先順位をつけて人生を歩まなくてはなりませんよね。

でも心にはいつもCAになりたいという想いがあって、このまま人生を終えたくない。
そんな想いの方も多いと思います。
そんなとき気になるのが年齢。何歳まではチャンスがあるの?35歳だけど大丈夫?40歳は受かる可能性はある?
今日はそんなお悩みにお答えします。

1 CA年齢制限の現状

まず、なんとなく頭に浮かんでくる年齢制限というものが、実際はどうなのか確認してみましょう。
結論から言いますと、どこの会社も年齢制限は出せないことになっています。

雇用対策法が改正され、平成19年10月から、事業主は労働省の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。

*厚生労働省HPより引用

実際のCA既卒募集要項はどのような記載でしょうか。

2019年ANA既卒
応募資格:

2019年9年末時点で、専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)をすでに卒業または修了している方。
卒業・修了とは、①専門士号(Diploma)②短期大学士号(Associate degree)③準学士号(Associate)④学士号(Bachelor’s degree相当)⑤修士号(Master’s degree相当)⑥博士号(Doctor’s degree相当)の取得を指します。
裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。
航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がないこと。
東京国際空港(羽田空港)と成田国際空港に公共交通機関を利用し120分以内で通勤可能な場所に居住または居住予定であること。
TOEIC600点程度以上の英語力を有すること。
入社までにパスポートの取得が可能であること(国籍は問いません)。
2020年度の客室乗務職新卒採用に応募(エントリーシート提出)していないこと。
社会人としての就労経験は問いません。

*ANAHPを転載したサイト(crewnet)より引用

年齢に関係する個所を赤で記載しましたが、概ね他の会社も同様の書き方です。これ以上の記載はありません。
つまり、資格上はこのような記載機関の卒業を満たしていれば、何歳でも、そう例え50歳でも受験することは可能ということです。

2 CA既卒採用のメリット

そもそも、なぜ企業は既卒を採用するのでしょうか?

航空会社で言えば、お客様の層を考えればその答えは明確です。
航空会社の主な顧客は、ビジネス層です。ビジネスパーソンと一口に言ってもその年齢層は様々。20~30代の若い方もいれば、中間管理職の40代、管理職の50代、社長会長クラスの方等々いらっしゃいますよね。
その他、ファミリー、赤ちゃん連れ、ご高齢の旅行者、若い旅行者、修学旅行客、海外からの旅行客とお客様層は多岐に渡ります。

同じ層の中でも、求めるサービスは様々です。静かにそっとしておいて仕事をしたい人、ゴージャスなサービスを期待している人、日本の景色を案内して欲しい人・・・etc. 人によって本当に様々です。

ということは、様々なお客様に対応できる様々なCAが必要だということです。

普通に考えれば、新卒で社会人経験がないCAよりも、既卒で社会で様々な経験をしてきた方のほうが様々な事例に対応する力があるでしょう。

新卒:育てる人材
既卒:即戦力、豊かな社会経験による対応力

3 CA既卒内定に絶対必要な言語化という作業

既卒受験で内定をつかみ取るために絶対必要なのが、社会人経験を言語化するという作業です。

例えば、「38歳で子供が一人いて社会人経験15年目の人」がCA受験するとき、15年分の豊富な経験や得たことをESや面接で伝え、自分を採用するメリットを届けなくてはいけませんよね。
長期雇用という点では、新卒やもっと若い既卒の方を採用する方が企業にとっては良いわけですが、それ以上のメリットを自分を採用することで得ることができる理由をわかってもらう必要があるのです。

・仕事をしてきてどんなスキルや考え方が身についたか、エピソード
・それをCAとして働くうえでどのように活かせるか
・出産子育てを経てどんなスキルや考え方が身についたか、エピソード
・それをCAとして働くうえでどのように活かせるか

このあたりは必ず言葉にしましょう。
そのためにはまず自分の経験、スキル、考え方等々の棚卸しが必須ですね。

その年齢にふさわしいだけの経験を、具体的なエピソードを交えて伝えるということです。
長く働いてくれるという点では若い人にはかなわないけれど、多様な価値観が存在する今という時代において、豊富な経験を武器に多様な方へ対応できることを伝えてください。
無難な言葉や表現で言ってはいけませんよ。
人との違い、自分の良さを言葉を厳選して伝えるのです。

言葉についてはこちらの記事も参考に。

読まれるエントリーシートの特徴とは?(客室乗務員受験)

【CAエントリーシートが上手く書けない人必見】陥っていませんか?よくある3つのパターン

 

4 あなたの豊富な経験は求められている

「いやあ、そうは言っても、実際の運用では35歳くらまでしか採用されていなんじゃないの?」

そんな声もちらほら聞こえてきますが、答えはNo!です。

外資は年齢に対する考え方がそもそも日本と違うため、30代40代の採用は当たり前。会社によっては50代の採用もありますよね。先日はアメリカのエアラインで50歳の日本人がCA未経験で合格したニュースがありました。(素晴らしいですよね!)

私の時代(かれこれ15年くらい前!)は、29歳で既卒入社した同期が既卒の中でも年が上で珍しい存在でしたが、今は日系でももっともっと採用年齢の幅は広がっています。30代は当たり前、40代も合格者がでています。前述のとおり、時代の流れによって価値観が多様化し、働き方も多様化しました。いろんなお客様がいらっしゃるし、いろんなCAがいていい。むしろ色々なCAを採用することはサービスの質の向上につながり、多様なお客様に対応できるという考えに、エアライン側も立ち始めていると言えます。

だから、

年齢でCA受験を諦めないで!

自分の社会人経験、人生経験に自信を持って、的確に言語化して伝えれば、道は拓けます!
あなたの豊富な経験を必要とする会社は必ずあります。
そのための準備にはエネルギーが要りますが(体力づくりとか大変ですよね・・!)、要領も得ているあなたなら大丈夫。絶対に叶うと信じてトライしていきましょう!

 

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