通過しないエントリーシートで使われがちな表現5
2020新卒の皆さんは、募集がたくさんで
どこかに受かるだろうと大らかに構えている人も多いと思います。
が!
現実はそう甘くはないですね。
締め切りが近かったり
テーマがタフなものだったりという理由で
力を入れて書けていないものは
通過できていません。
数打てば当たるということではないのです。
中でも煮詰まってくると書いてしまいがちなのが
具体性のない文。
今日は、通過しないエントリーシートで使われがちな表現を
まとめてみました。
通過しないエントリーシートで使われがちな表現TOP1
▶「一人一人に寄り添ったサービス」
これ、言いがちですよね。
意味もわかります。
だけれど、この前に具体的なサービスを示していないのに
この言葉で表現する場合、採用側には
いったい「どんな」サービスなのかが伝わりません。
「寄り添う」をどう定義しているか見えてこないので
受験者の考えがわからないんですよね。
綺麗なまとめ言葉は、具体的な説明なしでは使わない。
これ、鉄則です。
通過しないエントリーシートで使われがちな表現TOP2
▶「日本のおもてなし」
これも書きがちです。
TOP1同様に、具体性のない文にこの表現はいけません。
何をもっておもてなしと言っているのかが必要です。
受験者の考えるおもてなしとは何ぞや、
ということが説明されていれば良いと思います。
やや独り歩きしている感のある「おもてなし」という言葉。
「絆」と同様、多くの人が使うようになった言葉だけに
自分の考えや具体性を持たせて使いましょう!
通過しないエントリーシートで使われがちな表現TOP3
▶「全力で頑張ります」
「精一杯力を尽くしたい」
「最善を尽くしたい」
ぱっと見、悪くないと感じると思います。
が!
これは、社会人ならば当たり前のことなのですよね。
毎回全力で働かなくてはいけないですし、
精一杯の力を尽くさなくてはいけないし
最善を尽くしてもらわなくてはいけません。
お金をいただくプロなわけですから。
社会人として働くことへの ”甘さ” が感じられてしまいます。
通過しないエントリーシートで使われがちな表現TOP4
▶「接客が好きです」
これは、多くの人が思いつく表現だと思うのですが・・
忘れてはいけないのが
客室乗務員の第一の業務が保安業務だということ。
入社したあとの訓練では9:1で保安訓練です。
飛行機を安全に飛ばすための日常保安業務から
緊急時の対応まで毎日毎日保安について徹底的に叩き込まれます。
ここを考えても、
接客が好きだからという理由だけで志望するのは
甘いというか
CAという仕事のことをしっかりわかっているのかな?
という印象を持たれても仕方ないと思います。
使う場合は、説明が必要ですよね。
「~~な経験で~~を学んだから人と接する仕事に向いていると考える。」
などのように。
単に「好き」という理由は軽いです。
通過しないエントリーシートで使われがちな表現TOP5
▶「会社の説明が長い文」
これは表現ではないのですが、多くの人がやりがちで
これをやってしまうと通過はないので出しました。
「貴社は、〇〇戦略で〇〇をされていらっしゃいます」
「~~~なサービスを提供されていらっしゃいます」
「△△や〇〇な企業理念を掲げていらっしゃいます」
これは、採用側からすると
「ええ、全て知っていますよ、だって我が会社ですから・・(汗)」
という感想に終始することになります(^^;)
限られた文字数を、採用担当者が「知ってるよー」と思うような
内容で使うというのは実にもったいないです!
そうではなくて、
採用側は、あなたの考えや人となり、
経験や、そこから学んだことを知りたいのです!
まとめ
もうお分かりになったと思いますが、
挙げた言葉や表現は、具体性がない、
温度が伝わってこない、そんな言い回しです。
受験者あるあるですが、
大人な言葉を使わなくては!
賢そうな表現にしなくては!
と考えすぎて、挙げたような表現になってしまうことが多いようです。
まとめの表現にすれば綺麗ですもんね(笑)
そうではなくて、
拙くても
自分の言葉で
自分の経験と
自分の考えを
具体的に
伝えて欲しいと採用側は思っています。
どうぞ参考にして具体性のあるエントリーシートを作ってくださいね!!
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