ANAJALに受かりたいならハキハキ話すこと
現在進行中のJALにしても、来年に期待したいANAにしても、合格者の共通点はいくつかあります。
その中でも、私が日々強く思うことがあります。
ハキハキ話すことの重要性を
皆さん自覚していな過ぎ!!!
いいですか?
ANAJALに合格したいのであれば、ハキハキ話せるように訓練してください。
まずはこの事実をしっかり重く受け止めて、自分を振り返ってみてください。
なぜANAJALはハキハキ話すことが必須なのか?
他のエアラインと比べて圧倒的に人数が多いからです。
この一言で真意を理解できたあなたは素晴らしい!
なぜ人数が多いとハキハキが必要?
コミュニケーションに関わるからですね。これはもちろんCAの人数も違うし、対応するお客様の人数も違うという意味です。機体の大きさが大きいからです。ずいぶん小型機が主流となっていますが、それでもB777を飛ばしているエアラインは日系では大手二社くらいでしょう。
CAに関しては、ANAで今8000人超と聞いています。
毎回初めて会うCAと共に仕事をするわけです。ハキハキ話せなければ何を伝えたいかわからず仕事になりません。国際線はやることが多いしアイテムも多い中で、最適な言葉を選んで機内という雑音の大きな環境で伝わるように話さなくてはなりません。国内線は短い時間の中でたくさんのお客様に対応しなくてはなりません。
ANAもJALもこのハキハキの部分は共通していると思います。
ハキハキ話すってどういうこと?
では、私の言う「ハキハキ」って何なの?ということですが。
・滑舌が良い
・テンポが良い
この2つです。
1つ目の滑舌が良いとは、
「あいうえお」など一語一語が明瞭に聞き取れる状態。
噛んだつまったりせず一定のスピードで話せる状態。
このようなことを滑舌が良いと私は表現します。特に、ひとつひとつが明瞭に聞き取れるように話せることはとても重要だと思っています。口周りの筋肉が弱いために口の中奥が明けられず、ふにゃふにゃと話す人は多いです。イメージでいうとアイドルです!可愛い話し方といいますか。ちょっと想像つきますよね。
2つ目のテンポが良いとは、
会話の中で相手が放った言葉に対して、瞬時に返すボールが判断でき実際に返せるということです。
やたらとゆっくりじっくり考えない。すぐに適切な会話内容を引き出し、話せること。
面接ではそこも見られています。
「そうですね~~~ふにゃふにゃふにゃ・・」
といった具合だといけません。繰り返しになりますが、機内ではコミュニケーションが必須であり、CAの仕事は時間が限られているからです。
ここで勘違いして欲しくないのは、「演説をハキハキする人は落ちる」ということです。よく、政治家のスピーチまたは宝塚のセリフのように話す方がいらっしゃいますが、そうではないです。あくまでも面接は会話ですので。日々の会話がハキハキできることが必要という意味です。
普段からできること・改善方法
他のエアラインスクールのことを耳にする限り、あまりこのハキハキ話すことをアドバイスしているところは案外少ないのかな?という感じがします。
が!
ぜひハキハキを意識して欲しいです。
滑舌については、アナウンサーのyoutubeなどで研究してみてください。また、話し方に関する書籍もたくさん出ていますので勉強すると良いですね。自分で気付いていないこともたくさんあると思います。または、ボイストレーニングの先生に見て頂くのも一考です。リサーチしてみてください。
テンポについては、日ごろの意識ですね。例えば、ニュースに対して即座に自分の意見を声に出して言ってみるとか、友人との会話で1秒で返答すると決めるとか、日々の工夫の積み重ねに尽きるのだと思います。
ANAに受かりたい方は
ANAはJALよりも体育会系だと言われます。外から見たイメージも、ANAは活発・元気のような印象だと思いますが、その通りです。チャキチャキしています。ですので面接でもよりハキハキとテンポの良いコミュニケーションを取れる人が合格されていきます。もちろん、品や知性や柔らかさは当たり前に必要ですよ。そのうえで是非ハキハキと会話することを練習してください。
JALのイメージは品がありゆったりしているイメージかもしれませんが、CAとしての仕事は同じようなわけで、求められる基本的なスピード感や滑舌は変わりません。柔らかい言葉を選びテンポよくコミュニケーションを取ります。
私は来年度ANAの採用が出ることを期待しています。
だからこそ今から準備を積み重ねておいてほしい。一朝一夕に合格力は身につくものではないからです。話し方なんて募集が出たことを知ってからあらためようと思っても無理です。何十年も沁み込んだアイデンティティですらある話し方ですから。ぜひ今から。
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