CA面接における印象の考え方

CA面接では初対面の面接官に数秒で好印象を与えることが 最初で最大のミッションです。

なぜかというと、初めに得た印象を面接という短い時間の中で覆すことは難しいからです。

これは、心理学者ソロモン・アッシュが印象形成論で唱えた「初頭効果」という考え方によるものです。

人は最初に与えられた情報で相手の印象を決めてしまう。その後に入ってくる情報は、この印象に適合するものは素直に受け入れられるが、そうでないものは捨てられるか、適合するように解釈されて、最初の印象に組み込まれていく」とアッシュ博士は結論付けているようです。（川園樹著『未来を変える「外見戦略」』より引用）

これに加えて、メラビアンの法則を考えると、その最初の印象の半分は外見から受け取るということですからいわゆる「ぱっと見」に力を入れることはとても有利に働くと容易に想像できますね！

で、ですね、

人は面積の大きいところから印象を持っていくのだそうで、CA面接で考えると

・姿勢、スーツ
・ヘアスタイル
・顔

となります。
（第一印象とはこれに聴覚情報（声のトーン、大きさ、話し方など）もプラスされるのですがここでは視覚に絞ります。）
面接の会話中に見るのはほとんど顔ですよね。
入室時は全体の印象、会話中は顔周辺、というのがよく見られるところ。
会話中の時間が一番長いわけなので、顔の印象を良くしておくことが有効なわけです。
さきほどのアッシュ博士の研究結果でいくと

とこうなるわけですね！

だったらメイクで印象を戦略的に操作するのはやらないわけにはいきませんね！

良い印象に一役買うメイクとは？

では、トータルで良い印象を与えるために一役買うメイクとはどんなメイクなのでしょうか？

私がもうずっと口を酸っぱくして伝えてきていること、それは「清潔感」！

CA面接では清潔感が本当に大切です。

では、「清潔感があるな～」と思う人を思い浮かべてみてください。

どうでしょう？

きっと、メイクが濃い人は思い浮かばないと思うのです。

そう、CA受験メイク＝清潔感メイク＝引き算メイク　なのです！

では、どこを引くか？ということですが、これは見せたい印象やお肌のお悩みによって違いはありますが、だいたいこうですという黄金律があります。あ、これは、パーソナルメイクアドバイザー®としての私（E-SKY主宰Emiko）が導いた黄金律ですよ～！

ベースメイク
アイブロウ
アイメイク
チーク
リップ

に分けるとすると、

このような力の入れ具合でメイクをするのがお勧めなんです！

これが黄金律！

お顔トータルで見た場合このようなバランスになっていると良いです。
眉とアイメイクはその人のイメージを作るので丁寧にしっかり。
その目元を引き立てるためにチークは控えめに。このチークを濃くし過ぎている人がCA受験者には多いので注意ですね～！リップは色選びが重要ですが（レッスンや単発コンサルでお伝えしています）力の入れ方は少なくてOK。ベースメイクは年齢によってしっかり度は変わるものの、厚塗りはNG。

こんなイメージ。

今までのCA受験でしていったメイクと比べてどうでしょう？
きっと「こんなにナチュラルで良いんだ？！」という人もいるはず。
メイク単体のレッスンもオンラインでしていますのでどうぞ今までの自分を見直す意味でも上手に利用してくださいね！

メイクで良い印象を作る効果

最後に、CA受験で清潔感ある好印象のメイクができたらどんな効果があるかをもう一度確認しておきましょう。

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ドアを開けた瞬時のぱっと見の印象が清潔感ある良い印象
→ その印象がその後の会話でも続く（少しくらい自分であちゃ～と思っても良い印象に沿った受け取り方をされる可能性が高い）

ドアを開けた瞬間のぱっと見の印象が別に良くない又は普通
→ その印象がその後の会話でも続く ／ 会話をして良い印象を受け取れることがあっても初めの印象で打ち消されたりプラマイゼロになる可能性あり

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CA受験に外見戦略が必要な理由をお分かりいただけたかと思います。

メイクは手軽にできるのに効果が大きいです。

ぜひ「今」のうちに清潔感あるメイクを身につけておきましょう！

次回からおすすめアイテムややり方など具体的なことをお伝えしていきます。

どうぞお気に入りに入れてちょこちょこ見に来て下さいね！

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