ANA客室乗務員の動画エントリーで心得ておきたい基本事項
動画でのエントリーが当たり前になってきた感のCA就活。
2020年ANA新卒・既卒、ZIPAIR。そして2021新卒ANA。
今後ますます動画を採用するエアラインが増えていくことは容易に予想できますね。
今回は、動画を撮影する際の超基本的事項をまとめました。
客室乗務員試験に動画を採用する意味
まずはここを押さえておきましょう、なぜ動画なのか。
手っ取り早く第一印象がわかる
なんといってもこれです。
いくらエントリーシートで良いことを書いていてもわからないことってありますよね。
話し方
知性
品性
歯並び
体型
常識度
この辺りはエントリーシートからはわかりません。
歯並びは隠せるし、体型も写真の加工やポージングでごまかせます。
ですが動画ならばすぐにこれらの情報が受け取れますよね。
第一印象は、目から入る情報と(外見)耳から入る情報(話し方、トーン、スピードなど)で構成されているといっても過言ではないため、そのどちらもがわかる動画というのは非常に有効だと言えます。
お客様が受け取る第一印象に近い印象を得ることができるというわけですね。
企業側は大勢の受験者を文章で判断するという膨大な労力を減らすことが出来て省エネですし、実に合理的。
そういうわけで、動画文化が浸透している現代において、動画が採用されるのはしごく自然の流れと言えます。
撮影で押さえたい基本事項
さあそれでは、撮影する際に押さえておきたい基本事項を見ていきましょう。
■背 景
撮影をするときに考えることは、「どこで撮ろう?」だと思います。
これね、意外と気づかずに選んでしまっている受験生は多いです。
部屋にある物が少し入ってしまっているとか
カーテンの前で撮ったけれどそのカーテンがたわんでいて気になるとか・・・(笑)
背景:「自分が際立ち、見る側が気を散らさない背景」
ここを押さえたら良いでしょう。
ANA内定のE-SKY受講生には、白い壁を薦めましたよ。
見る側が受験生に集中できますよね。
■音
背景と同じ意味で、音も重要です。
自分に集中して見てもらえるよう、静かなところを選びましょうね。
トラックの通る音や犬の鳴き声が入るなんてこと、気を付けていない人は気づけません。
が、動画は就職活動で採用担当の方に初めて出会う場ですからね!
ここを忘れないように。
静かな場所がないという人は、貸室を借りるのも一手だと思いますよ。
音:「雑音が入らない、見る側が気を散らさない部屋で」
■光
次に明るさです。
動画では、話し方や多くの情報がごまかせません。
でもね、光による見え方はある程度操作できます。
自分がとびきり美しく見える光が入る場所で撮りましょう。
とびきりですよ?
自分史上最高に美しく見えるように光を選びましょう。
向かい側から自然光が差し込む部屋は最高だと思います。
ただし、
光りすぎて表情がわかりにくいとか、顔が白すぎるなどは評価がうまくできませんので避けましょう。
(これも当たり前の感覚ですよね!)
これが、自分一人で撮っているとなかなか気づきにくいんですよね。
第三者が見ると明らかに薄暗くて、実物よりも美しくない・・・
と思えるのに本人は内容や話し方に注力するので気づけない。
なので必ず第三者(親以外)に撮影の環境をまずチェックしてもらいましょうね。
光:「美しく見える光」
■距離感
ビデオカメラや携帯と、話す人の距離についてです。
人間の心地良い距離感てあると思います。
ビデオでも、見やすい距離感というのはあります。
遠すぎる、つまり人物が小さいとその人の様々な情報がわかりづらいですよね。
逆に、お顔のどアップというのも全体の雰囲気がわかりにくくなります。
これらは、見る人のことを考えていないとも言えます。
面接でもエントリーでも同じですが、
自分のことばかり考えていないか?
相手の立場になっているか?に思いをはせられることが大切ですよ。
それは伝わりますから。
距離感: 「見やすい距離感」
見る側の気持ちや状況を考えることが大切
撮影の「環境づくり」という観点でお伝えしました。
こんなことわかってるよ!
という感想の方もいると思いますが、びっくりするほど全部出来ていない人がいるのも事実なんです(汗)だから確認の意味で知ってもらいました。
プロに頼むという選択をする人もいると思うんですが、
これもね・・・今後どういう動画が通過しやすいかなど傾向が出てくるとは思いますが・・
写真と同様、行き過ぎた「プロ感」は採用する側も好まない時代ではないかなと考えています。
だってね、受験者のありのままを手っ取り早く見たいのに、プロに頼んですごい効果の照明たいてもらったら、ありのままがよくわからないですよね?
だからあくまで受験者の素がわかりやすい自撮り動画が好まれるのではないかなと私は今のところ考えております。
これから動画エントリーの方のお役に立てたら嬉しいです。
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