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CA-Column

コラム

Ⅱ. CA受験対策

「自分なんかが大手のCAとしてやっていけるのか・・」の深層心理

大手CAに受かったあと、入社が迫り、「自分なんかに大手CAが務まるのか・・?」と不安になる方がいらっしゃいます。受かる前もそう。「自分なんかが大手CAになれるのだろうか・・」というやつですね。

皆さんも経験ないでしょうか?

私はがっつりあります(笑)

ネガティブの裏には

結論から言います。

CA受験に限らず、高い目標を立てたときや、実力以上に思える任務が与えられたとき、ものすごくビッグな不安が押し寄せるのは、

自分に期待している証拠!

なんだそうです。これ、すごく楽になりませんか?

自分に期待しているつまり、自分なら頭で無意識に描いている高いレベルを達成できるだろうと思っている ということ。自分に高い期待をしていなければそもそもそんな高い目標に挑戦しようと思わないということですね。

完璧主義傾向の人は

完璧主義傾向の人は、そう考えやすいのだと思います。思い描く基準がそもそも高く、それが今の自分では達せない、または、達するのに相当の努力が必要であることが瞬時に理解できてしまう。だから不安につながる。

私もその傾向がある人間です。
実体験ですが、入社1年目の半年ほど経った時期に、国内線の当時スーパーシートと呼ばれる今で言うプレミアムシートのサービスを経験しましょうと言われました。そのとき私の頭に浮かんだことは次の通り。

「プレミアムシートと言えば、乗り慣れたビジネスマンばかりで、求めるレベルはめちゃくちゃ高い!(ここで、国際線のファーストクラスみたいな洗練された立居振舞のCA像が頭の中を動き出しています(笑))そんな高いレベルをまだ半年の私ごときが体現することは難しいのでは・・!できないよーーー!(助けてー!)」

こんな感じです(笑)
誰もそんな高いレベルをいきなり体現しなさいって言っていないのに、自分で勝手に高い理想が動き出してそこのレベルに自分が達していないから無理~!という不安に一瞬で繋がってしまっているんですね。完璧主義、頑張り屋さん、真面目、そんな方は共感してもらえるのではないでしょうか^^;
で、その後スーパーシート担当の先輩の接遇を横でオブザーブとして見させて頂いたのですが、私のあまりにも高い理想とはあまりにもかけ離れた超普通の接遇で・・・(笑)「ま、学ぶところはどこでしょう・・?」という状態だったのは今でも鮮明に覚えています。(そしてその後、気持ちが楽になりました!笑)

不安は期待している証拠

ということで、目標や新たな挑戦を前に、大きな不安が押し寄せたら、「自分に期待している証拠なんだな!」と思って欲しい。そうすることで、ネガティブに考える自分を責めることもなくなりますし、不安が増殖することもなくなります。「自分に期待しているなんて、ふふ、私頼もしいじゃない!」って思って欲しいんです。

また、自分が高すぎる理想を持ってしまっていないか?を考えるのもとても良いと思います。本当にそのレベル必要?って考えてみて欲しいです。自分で勝手に高いところに設定しているだけかもしれませんよ^^

周りからの期待の場合は、今のあなたでできると思ってもらえたからそのような機会や役割が与えられたのです。だから必要以上に背伸びしなくてもOK!今の自分で臨むことを意識するだけで、ネガティブマインドが切り替わりエネルギーがわいてきますよ!

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