ソラシドエアCA志望者必見!グループワークに見る面接突破のポイント
2020年、まさかの採用再開ということで話題になったソラシドエア。
前半エントリーをしていた方でES通過した方のみ次の採用に進めるようですね。(2020年7月現在)
ソラシドと言えばグループディスカッションやグループワークがおなじみとなっていますが、どのような対策をして準備したら良いのでしょうか。
今日は求める人材像を紐解きながら、必要な準備を見ていきましょう。
この記事を書いている私の自己紹介はこちら。
ソラシドエアってどんなエアライン?
まずはざっと基本を。
ソラシドという名前ですが、
・ドレミファソラシドの上昇していくイメージ
・ソラ(空)
・seed(種) を掛け合わせ「空から笑顔の種を蒔く」という意味だそうです。
社長も大変お気に入りだそうで、地域密着・温もりのある航空会社を目指す会社の思いが込められているとのこと。
次にソラシドエアの歴史です。
1997年パンアジア航空として福岡市で創業。2002年には本社を宮崎県宮崎市に移し、スカイネットアジア航空をスタート。宮崎-羽田線に新規参入。その後、熊本-羽田線、長崎-羽田線、鹿児島-羽田線、大分‐羽田線、沖縄各線など運航路線を拡大し、2011年に新ブランド「ソラシドエア」を発表。2013年には搭乗旅客1000万人を達成しました。2015年12月1日には、社名も「株式会社ソラシドエア」へと変更。2017年8月には就航15周年という大きな節目を迎えた。(HPより抜粋)
パンアジア航空、そしてスカイネットアジア航空が前身です。
宮崎を拠点として地元に根付いたエアラインというわけですね。
3レターはSNJ。
さらに、
九州・沖縄の生活や観光ニーズを中心に、ビジネスの翼としても貢献。2011年7月には新造機「Boeing737-800型」を導入し、より安定した運航品質を実現。2015年10月には宮崎-台湾・高雄線、2017年1月には羽田-韓国・仁川線で国際線チャーター便を飛ばすなど、国際線デビューも果たした。今後は地域密着の姿勢を強化しつつ、「地域と世界を繋ぐグローバルエアライン」への進化を目指す。(HPより抜粋)
今後は国際線への進出も計画されているとのこと。
新型コロナの影響でどうなっていくのかは未知数ですのでこれからの動向に注目が必要です。
ですが、勢いを感じますね!
そして、
安全運航を堅持しながら、大手エアラインでも、LCCでもない新しい独自のサービスを提供することで、お客様の安心で快適な空の旅をサポート。お客様や地域にとってなくてはならないエアラインであり続けるとともに、新たな領域での成長に向けて企業価値をさらに向上させ、社会の発展に寄り添っていきます。(HPより抜粋)
とあります。
大手でもLCCでもない独自のサービスということは、スカイマークやスターフライヤー、エアドゥと同じく、大手の系列ではないオリジナルの航空会社ということです。
オリジナルのサービスとしては、女性に優しい「ソラ女子」プロジェクトは注目したいですね。
女性搭乗率が高いということで、女性が利用したくなる独自サービスを展開。
アメニティがそろった女性優先化粧室、ブランケットとクッションの貸し出し、妊婦さんでも安心して飲めるノンカフェインティー、オリジナル絵本の貸し出しなど、他社との差別化を図っています。
他にも機内はオリジナルグッズ販売だったり、オリジナルのスマホ立てだったり、色々な創意工夫がなされたサービスが散りばめられ、大手エアラインから見ると大変新鮮なおもてなしが好評のようです。
うん、乗ってみたい!笑
そして歴史としては、オリジナルのエアライン他社と同じく、経営に行き詰った時期があり、ANAに出資してもらい建て直した歴史がありますので押さえておきましょう。
色からブランディングを考察
コーポレートカラーは、ピスタチオグリーン。
目に優しい色合いで、老若男女に好評だそう。
(HPより)
制服は、シルバーグレーにピスタチオグリーン。
どちらの色も黒が少し混じることで(白+黒=グレー、緑+黒=ピスタチオグリーン)落ち着いた印象ですよね。
半そでワンピース+ノーカラージャケット+スカーフ+帽子
という今では珍しい帽子ありのユニフォームです。(ちょっと羨ましいな・・笑)
(HPより)
色彩心理学的には、
グレー: 信頼、安心、上品、控えめ
グリーン: 穏やかさ、くつろぎ、親しみやすさ
このような意味が考えられます。
スカーフのドットや帽子の丸みを色と同時に考えた時、親しみやすさと信頼感を同時に表現しているのかなと感じます。曲線とグリーンで親しみやすい柔らかい雰囲気を、グレーで安全への信頼を。九州の豊かな自然も見えてくるようですね。
ソラシドエアの社風は?
HPを読み込んでいくと見えてくる社風ですが、
挑戦・自分たちで作り上げていく・全社一丸・社員間の距離が近い・互いを尊重
そんな空気が受け取れます。
個人的には、社員同士の親睦を深める“未来プロジェクト”が気になりました。
会社の未来を考えるプロジェクトだそうで、その一環として社員でBBQを行ったり、社員の家族を招待して家族感謝祭なんていうイベントも開催されたそう。
いいですね~!
職種を超えて交流があるというのはとても良いですよね。 違う仕事への理解が深まるきっかけだったり、普段は接しない部署の方とも交流が持てることで、CAの仕事以外への信頼や尊敬が生まれると思います。 私は大手出身なのでそういった社員同士が家族のように感じられる時間はあまりなかったため(今は少し違っているとききますが)羨ましいと感じます。
コンパクトな会社ならではのメリットですね!
面接でのグループワークでは何が見られるのか
さて、そんな素敵なソラシドエアに内定するためにはどのような準備をしていけば良いのでしょうか?
そのヒントは採用試験にみつけることができます。
ソラシドエアでは、グループディスカッション(GD)とグループワークが用いられています。
GDはJALや一般企業でも取られているような一般的なグループディスカッション。
グループワーク お題とアイテムが与えられ、メンバーが口頭で伝え合い お題の完成を目指す。そして発表。
GDは他社でもなじみがありますが、グループワークは採用しているところはそれほど多くないのでなじみが無いという方も多いと思います。
↓GDについてはこちらの記事が参考になると思います↓
グループワークは何を見るのでしょう?
私の見解はこうです。
初めての状況で、どのように周りと協力できる人なのか?を測る。
例えば、直近5年のグループワークについてサンプルを挙げてみます。
テーマ:デパートの地図をつくる
アイテム:一文が書かれたカードを一人5枚ほどもらう(1階には化粧品売り場があります など)
口頭だけで自分のカードの説明を伝えながら、案内図を完成させるというもの。
恐らく受験者の皆が初めて行うワークでしょう。
緊張している面接という場で初めてのワークを皆が協力して進めていくのです、自分のことだけ考えていては結果が得られませんし、コミュニケーションや笑顔によって雰囲気がよくないと上手く進めませんよね。
言う人、書く人、確認する人、まとめる人、一瞬で色々な役割を割り振って進めていく必要があります。 笑顔、話し方、共感、リーダーシップ、相づち・・・etc. 準備してきた答えを答える面接では見られない ”真の姿” がそこでは見られるというわけです。
つまり 本当の姿が見られる。
「結果」にとらわれるあまり、他者への心遣いがなくなったりしないか、真顔で自分の世界に入っていないか、全体を見られる人か、皆が平等に発言しているか見て調整する人か、行き詰った時にアイスブレイクする人か受け身の人か 等々。
人間性が見たいのだと考えます。
ソラシドエアCAの特徴は?
一説によると、ソラシドエアCAは 元気でちゃきちゃき周りをひっぱっていくタイプより 大人しくてソフトなタイプが多い と言います。
それは、地域密着のエアラインであることや、空から種を蒔くという想いだったり、ピスタチオグリーンに象徴されるよう穏やかさや癒し落ち着きなどを醸し出すCAがソラシドらしいからなのではないでしょうか。
大手に見られるようなちゃきちゃきとリーダーシップを発揮する人材は、お客様との距離やクルー同士の距離が近いソラシドでは、ベクトルが少し違うのではないかと想像できますよね。
都会的な人よりも、親しみやすい人の方がお客様の層を考えても、就航地を考えても、求められるでしょうし、会社はそういうベクトルなのです。
会社のカラーに自分を近づける
ソラシドエアが求めるCA像が概ね理解できたのではないでしょうか。
ソラシドのCAならどんな話し方をし、どんな振舞いをするのか?を想像してみて下さい。
想像することが出来たなら、それは自分も体現することが出来ます。
だから、くっきり鮮明にイメージすることが大切です。 そこまで膨らませましょう。
さらに、友人に付き合ってもらってグループワークの練習ができると更に良いでしょう。
お客様同士、社員同士の距離感が近いあたたかく素敵な会社です、ぜひ突破できるようがんばってくださいね!
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