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CA-Column

コラム

Ⅱ. CA受験対策

客室乗務員に向いている人・向いていない人

客室乗務員を目指す人の中で、「自分がCAに向いているのか?いないのか?」と知りたい方へ。

私は、向き不向きはあると思っています。
楽しそうに飛び続ける人もいれば、会えば「辛い辞めたい・・」と言い続ける人もいる。

実際にANAで飛んで色々な同期、先輩、後輩CAを見てきた私が、すぐに辞めていく人とずっと続けている人の違いを言語化してみようと思います。

目 次

1)向いている人
2)向いていない人
3)どんな仕事も自分次第

 

向いている人

●人生プランが明確

どの仕事でも言えることですが、入社後の人生プランが明確にある人は少々の辛いことで辞めたりしません。

3年間は徹底してCA業務やイレギュラー対応を覚える。
5年後にはチーフパーサーとしてビジネスクラスまで担当できるようになる。
8年後にはファーストクラスへ挑戦。訓練官もやりたい。
10年後は子育て期。2人欲しい。フライトの頻度を落として今しかない家族タイムを楽しむ。
20年後、客室部の中枢として貢献していたい。語学、ワイン、日本酒、世界遺産など多方面の教養を積んでいる。

といった感じです。とにかく、自分の人生をどんなふうに歩みたいのかの未来地図をしっかり持っている人は、落ち込んだり壁にぶつかったときに立ち戻れる場所があるので軸のある選択や判断をしていきますよね。

ある意味淡々と。
まだそんな人生プランないわ~!という人は今このタイミングで是非自分の人生設計を立ててみて下さい。

●精神的にタフ

先輩、お客様、時間、空間、気圧、ホテル、覚えることなど、多くのプレッシャーやストレスの中の業務が常であるCA。
簡単に折れてしまわない精神的なタフさがある人は向いていると言えるでしょう。

例えば、短い時間の中で、まだまだ至らない自分のパフォーマンスを十分発揮できず周りに迷惑をかけてしまって落ち込むとか、狭い機内での作業にいつのまにかストレスがたまっているとか、ホテル住まいで普段通りに生活できないことがストレスとか、時差が苦痛とか、お客様からご意見をいただきその後上司からもお叱りを受けたことが続いたとか、覚えることが次から次へと押し寄せていつまでたっても心に余裕をもってフライトできないとか、女性同士のおしゃべりが苦手とか。

ほんの一例ですが、ストレスの多い職業だと思います。

それに負けずにがんばり続ける心の強さは必要です。
でも、精神力はフライトしながら培えるものでもありますので、要は自分でどれくらいがんばろうと思っているか(人生プラン)にかかっているとも言えます。

●マイペース

チームで仕事をしていく以上、協調性はベースとして持っている必要がありますが、それとは別に、先輩や上司に色々と言われても引っ張られないで自分のペースを保てる人は向いていると言えるでしょう。

私の同期にそれはそれはとても優秀な人がいました。その同期は、常に笑顔、仕事は完璧。新入時代、上司から色々言われても笑顔でさらりと受け止めていました。あとで聞くと、ああ言われたけど自分はこう考える、だからもうそれ以上でも以下でもない、とあっさり。落ち込まない。引っ張らない。自分の考えがある。割り切れる。そんな彼女を尊敬したのは言うまでもありません。

CAではB型が生き残っていくという都市伝説まであるくらい。
自分のペースを保てるってそれくらいCAには重要です。

向いていない人

基本的には、向いている人の項目の逆が向いていないということになります。

それにプラスして挙げてみますね。

●繊細な人

細やかな心配りができることは大切な要素ですが、先にお伝えしたようにとてもストレスの多い職業なので、繊細すぎる人は生きづらい職場です。

お客様よりも先輩に気を遣いすぎて自分のパフォーマンスを発揮できずに悩むというのはよく聞く話。

見て経験してきて思うのは、芸術系の繊細な人はCA以外の職を考えた方がよいかもしれません・・!

●良い人

これも定説的によく言われていました。
良い人ほど辞めていく、と。

「ああ・・あの先輩も辞めちゃった・・・」「すごく良い人だったのに残念」

そんな会話がどれだけ繰り広げられたか。
ここで言う良い人とは、普通に接してくれる人のこと。
普通の感覚で普通にアドバイスをくださったり、共感してくださったり、優しく話をきいてくださったりと、人として当たり前の態度で接してくださる人です。
そういう人が特別に思えたものですし、そのような人ほど早く辞めていかれていました。
普通の感覚では少々耐えられなくなるのでしょうね。

逆に言うと、そのような当たり前の態度で接することを忘れさせてしまうほどストレスの多い特殊な職業であるとも言えます(OMG!)。

●自分の意見に固執してしまう人

これは、時々見受けられました。

お客様に理不尽なことを言われてカッとなり、自分の意見でねじ伏せてしまう人。
先輩に意見されて、言い合いになる人、等々。

身内はともかく、お客様に言い返してしまうほど自分の意見を言いたい人は職種を変えた方が良いかもしれません。きっと、曲がったことが大嫌いなタイプだろうと想像できるのですが、ぐっとがまんして言葉を選んでお伝えしなくてはならないですよね。

どんな仕事でも自分次第

色々と向き不向きについてお伝えしましたが、

・なぜCAになりたいか
・CAになって何をなしたいか
・どんな人生を歩みたいか

ここがしっかり分かっていれば、多少向いていないと思ってもまずはCAになってみることをお勧めしますし(なってみなければ分からない)。

そしてCAになった後は、向いているいないに関わらず上手に適応することを、頭を使って、周りを巻き込んで、試して欲しいと思います。

 

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